レッスン2 応用編 「Blink」自分で基板のLEDを操作する方法!チカチカ
はい、前回の応用編をご紹介したいと思います。
まだレッスン2「Blink」を終えてない方はこちらへ→
レッスン2 実際にLEDを操作してみよう!ちかちかライト - 基板がカッコよくて憧れる日記
今回の目標
「LEDの光る早さを変えろ!」
手順
①書き換える
②基板へ取り込む
前回、開いたBlinkのプログラムを詳しくみて、中身を理解して書き換えてみましょう。
まず、プログラミングを書き換える前にファイルを保存をしておきます。
保存の仕方
上にあるバーのファイル→名前をつけて保存
注意なのですが、元のファイルとは違う名前に設定しておきましょう。
「Blink」→ 「my Blink」
同じ名前のまま保存をしてしまうと、もし書き換えに失敗して、再び元のファイルを開こうとしても、元のファイルのほうに保存されて書き換えられているので、後で困ってしまいます。
そのため、他の名前にファイルに変えて、保存しておきましょう。
①プログラミングを書き換えていきましょう!
まず、書いてあるプログラムの理解です。
初め /* */ の記号で囲まれた長い文章があります。
前回が説明したように、これはメモ書きなので飛ばします。
その次に、 // が先頭に来た文が1つありますがこれもメモ書きなので飛ばします。
ようやく本文です。
void setup(){
//Arduinoの必ず初めに1文書く文、基板をリセットしたり動力を提供しろという指示を出します。
pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT);
//アウトプット(出力)する部品を指定しました。
}
次です。
//のメモを読み飛ばして、
void loop () { //繰り返す作業を指示してください
digital Write(LED_BUILTIN, HIGH); // 電圧を高くして下さい
delay(1000); // 1秒待って下さい
digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW); // 電圧を低くして 下さい
delay(1000); // 1秒待って下さい
}
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH); という文のHIGHとLOWの違いをご説明します。
プログラミングの指示には、0か1があります。
ここでは、ON(1)、OFF(0)するという意味です。
ONで電圧を高くなると、回路に電気が通りLEDが付きます。
逆にOFFで電圧を低くなると、電気が途絶え、LEDが消えます。
このような仕組みです。
次に、delay(1000); に関してです。
この指示をすることで、次の指示を出すまで時間を空けることが出来ます。
そして、数字の1000 は 1000 milliseconds(=1second)を表しています。
なので、5秒に伸ばしたければ、delay(5000);と記入してください。
また、0.5秒の場合は delay(500); と記入してください。
②では、基板に書き込んでみて下さい。
光りましたか?
もし、光らないのであればプログラムにミスがあるか、シリアルポートを指定していないかが考えられます。
他は、相談窓口にメールしてみて下さい。
今回の例.
void setup() {
pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH);
delay(200);
digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW);
delay(1000);
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH);
delay(2000);
digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW);
delay(3000);
}
これは、どのように光るでしょうか?
ぜひ、自身でプログラムを書いてみてください。
これでレッスン2は終了です。
次はレッスン3 「RGB LED」です →
レッスン3 LEDと抵抗の関係 やっとほかの道具使える! - 基板がカッコよくて憧れてた日記